残り3試合

皆さま、ご無沙汰しております。連休いかがお過ごしでしょうか?いつの間にかシーズンは進み、泣いても笑っても残り3試合でポルトガルリーグが終幕ですね。この記事を執筆していつ時点では首位ベンフィカと2位FCポルトの勝ち点差は2。ベンフィカは3勝または2勝1分けで優勝です。

両チームの対戦カードを確認しておきましょう。まずベンフィカ

32節ベンフィカーポルティモネンセ

33節リオ・アヴェーベンフィカ

34節ベンフィカーサンタ・クララ

続いてポルト

32節ポルトーアヴェス

33節ナシオナルーポルト

34節ポルトースポルティングCP 

両者ともホームで2試合、アウェイで1試合であまり条件としては変わりません。ベンフィカはポルトの「下部組織」?ポルティモネンセとの試合が鬼門(今年の頭にポルティマオンで負けたのがルイ・ヴィトーリアの解任の引き金になりました)、ルスで勝ち点をもぎ取るようにポルトは蜜月のクラブにお金でもチラつかせていることでしょう。

また、ベンフィカに不利な笛を吹ける審判を最後の3試合に当てる位の露骨な細工ならFCポルトの会長ピント・ダ・コスタはやってくるでしょう。ただ、対戦カード的には3チームとも残留争いにも欧州の切符もかかってないのは救いとは言えるでしょうが。

今度はディフェンディングチャンピオンのポルト。10位のアヴィスは蹴ちらされることが濃厚、しかしその次には鬼門マデイラ遠征が控えております。かつ対戦相手のナシオナルは降格圏に沈んでいますが、まだ残留の可能性はあり、士気は否応なく高いはず。最終節にはホームにスポルティングを迎えます。

ただ、スポルティングがアウェイクラシコで勝ち点をもぎ取るとも思えませんが、あわよくば2位ポルトからCLの出場圏を、4位のブラガとの間のELストレートインをかけた争いもあり、意外と頑張るかも知れません。ベンフィカ78、ポルト76、スポルティングCP70、ブラガ64という勝ち点です。

ベンフィカの指揮官ブルーノ・ラージュさんもいうように「1試合1試合」が大事ですが、私個人としては、ホーム最終節に合わせてポルトガルに行く予定なので、両者一歩も譲らず最終節までもつれ優勝の瞬間を現地の年間シートの席で迎えられることを願っています。以上。

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最後にベンフィカのサポーターとして有名なギリェルメ・カブラルの動画をどうぞ。

https://youtu.be/8UwEmX19Zt8

João Mágico Félix

ジョアン・フェリックス(19歳)の名が日本のメディアでも取り上げられるようになり、ベンフィキスタとしても嬉しいばかりです。ただロナウド2世、ネクストロナウドと呼び、いたずらに消費してしまうのは勿体ない逸材なので、この神童について私なりの補足をしてみようと思います。是非ご一読下さい。

ジョアン・フェリックス(JF97)と筆者(JF89)笑。
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6番+6番(seis+seis)

ELフランクフルト戦とセトゥーバル戦をTV観戦したので、気づいたことを備忘録的に記しておきます。

ブルーノ・ラージュ監督の代名詞とも言える4-4-2のシステム。そのシステムで中盤センターの2枚をポルトガルでは6番、8番と呼びます。6番が最終ラインの前をプロテクトしたり、CBの下に落ちるような泥臭い、目立たない仕事を行い、8番は中盤と前線を繋ぐリンクマンであり、やや前目のポジションを取るのが定石です。

新監督になってからはジェドソンを押し退けガブリエルが8番としてブレイクし、激戦区の6番ではサマリス、フェイサ、フロレンティーノが熾烈に争うものと私は予想していました。大方の予想も同じだったことでしょう。

ただ、ガブリエルの負傷離脱で再度8番問題が再浮上しました。

結果から言えば、サマリスを一列上げ8番気味に、フロレンティーノorフェイサを6番で起用することになりました。

ベンフィカ加入前は「ギリシャのシャビ」というあだ名を持っていたものの、ポルトガルに来てからはほぼ、6番一筋のサマリスが今は守備は勿論のこと、定期的に試合に出場し、監督の信頼を勝ち取ったことでメンタルも安定し、攻撃面でも思いがけない良さを見せています。

ではなぜ6番+6番が成り立つのでしょうか?ここからが本題。

①つ目の理由は高い位置でのボール奪取。両CBのルーベン・ディアスの積極的な持ち上がりと、相方フェロの左右両足から放たれるロングボール、グリマルドのオーバーラップがビルドアップの中心であり、サマリスとフロレンティーノはそれほど下がることはありません。2トップと両サイドにボールが入る頃には既に敵陣に22番(サマリス)と61番(フロレンティーノ)がどっしりと待ち構えています。

ジョアン・フェリックス、セフェロヴィッチ、ラファ、ピッツィと近い距離でパスを交換しながらバランスをとり、味方がボールロストをした際、相手がカウンターを仕掛けようとする時にはすでに2人の狩人がボールを獰猛に狩りに行っているのです。

フロレンティーノは平然と長い足で、サマリスは激しいプレッシングでピンチを摘みとり一気にベンフィカはショートカウンターに持ち込みます。ボール奪取から得点に繋がるシーンはこの高い位置でのプレッシングが要因だと言っても過言ではないでしょう。セトゥーバル戦のジョアン・フェリックスのゴールもフロレンティーノのボール奪取が起点でした。またファールで警告を受けることの多いサマリスの立ち位置がこれまでと比べて高いこともあり、カードをもらうことも減った気がします。

フロレンティーノ

②前線の4枚に自由を。セフェロヴィッチを頂点にセフェ+3枚のフリーマン(フェリックス、ラファ、ピッツィ)が得点、チャンスの大半を生み出すベンフィカ。セフェロヴィッチを除けば、身体的には決して恵まれておりません。またサイドを上下するタイプではないのも確か。守備そのものも決して上手い訳ではありません。引いて守れば綻びも出るでしょうが、攻撃陣が高い位置で近いポジションを取っているので、すぐにプレスをかけ6番の2人と挟みこみボールをリサイクル出来るようになりました。守備陣が整う前にハーフスペースの攻略に長けたピッツィ、ラファ、フェリックスにボールが渡れば確実にシュートまで持っていけます。また常に裏を狙っているセフェに入れてしまうことも可能です。

今のベンフィカのラインナップに非常に合った合理的な戦いかたが出来ているのは2枚の6番の防波堤が高い位置に築けているとも言えるでしょう。

ただ、ドブレピボーテ的な戦い方に弱点が無いかと言えばもちろんあります。警告などでサマリスが出られない場合にはどうするか?→ジェドソンだと完全に8番で縦関係になる。クロヴィノヴィッチは?→左MFとして監督は考えている。ターラブト→お門違い。フロレンティーノとフェイサでプレス機能をさらに強化するのも面白いかと思ったり。

長くなりましたが、ベンフィカの6番についての考察でした。

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ティアゴ・アラウージョ

ウイングと言えばポルトガルサッカーの見どころの一つであり、代表でも、クラブでも優秀な選手はサイドにこれでもかというくらい集まります。バランスが悪いということも出来ますが、日本でトップ下タイプが飽和するように、ポルトガルではウイングが自然に育ちます。ベンフィカは現状でラファ、サルヴィオ、セルヴィ、ジヴコヴィッチに加え、ピッツィもある意味ウイング、売り出し中のジョタもサイドアタッカーであります。

1月にベンフィカUー19チームの試合を現地で観て1人の選手にハマったので、今日は紹介します。おそらく、彼について紹介を書くのは私が初?かも知れません。←だからどうした笑

ツイッターの質問箱というサービスで質問を受けたのもこの記事を書く動機でもあります。質問者さまありがとうございます。

ティアゴ・アラウージョ(Tiago Araújo)

雰囲気ありますね。

本名:Tiago Filipe Alves Araújo

国籍:ポルトガル

生年月日:2001年3月27日(18歳)

身長:182cm

ポジション:左WG、右WG

代表歴:ポルトガルU-18

背番号:主に7番(Bチームでは78番)

利き足は右(Zerozeroやtransfermarktでは)←私の見たところ左利き。

SNS:Instagram: tiago_araujo78

プレースタイル:ポルトガル、ベンフィカには珍しくサイズもありガッチリとした体格をした左利きのアタッカー。ピッチにワイドに陣取り、左のタッチラインを背にしたプレー、縦に抜ける動き、馬力のあるドリブルが持ち味。またパンチ力もあり、狭いところからニアの天井やファーを打ち抜く思い切りの良いシュートも魅力。U-19ではここまで20試合10ゴールと得点力にも優れる。特に5-2で勝利した1月のリスボンダービーでは2ゴールを決めて、ベンフィキスの間でも徐々に話題にのぼるようになってきました。

タイプ的には元ブルガリア代表のマルティン・ペトロフ、元スペイン代表のビセンテ・ロドリゲスに近いと思ってます。逆足ウイングが中に切れ込むのにやや食傷気味だったので、彼のようなクラシカルな左利きの左サイドアタッカーには頑張って欲しく思います。サイドは最も層が厚く、競争は厳しいですが、まずU-23でレギュラーになり、Bチーム、トップへと上がってきてくれることを期待してます。

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ムバッペを模したパフォーマンス?

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ブルーノ・ラージュ効果

1月にベンフィカは監督交代という博打にでましたが、Bチームから昇格し、暫定監督かと最初は疑いの目を向けられていたブルーノ・ラージュは近年の成功の鍵であった4-4-2への回帰で結果を出し、疑いの目を払拭しました。特に、2月10日のホーム、ナシオナル戦では10 -0で快勝。

30秒ほどで絶好調の左SBのグリマルドがセフェロヴィッチとの連携から抜け出し冷静にゴールマウスに沈めたのを皮切りに、セフェロヴィッチ×2、ジョアン・フェリックス、ピッツィ、フェロ、ルーベン・ディアス、ジョナス、ラファ、ジョナスという8人がゴールを決めるという爆発力をみせました。ハイライトはこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=K8bRh-saOf4&feature=share

冬の移籍市場では選手の放出のみで獲得はなし。そう考えると監督のラージュの効果と考えるのが妥当でしょう。今日は、ベンフィカの変化についてタラタラと述べていきます。4-4-2で中盤センターの枚数が1枚減り、その分CFの枚数が増えました。

現状では、GKヴラホディモス、A.アルメイダ、ルーベン・ディアス、フェロ(ジェルデウは負傷中)、グリマルドの4枚のDF、底にサマリス(フェイサは負傷中)とガブリエル、右にピッツィorサルヴィオ 、左にラファorセルヴィ、CFにセフェロヴィッチとSTにジョアン・フェリックス。クラシカルな4-4-2です。ただ、FW2枚は縦関係で攻撃時やカウンター時にフェリックスはトップ下に入ります。

ハイラインとハイプレスの意思統一が徹底されており、しっかりと2トップのセフェロヴィッチとジョアン・フェリックスが相手両CBにプレスをかけ、サイドにボールを蹴らせ、そこに両サイドも連動します。基本的に中盤センターの2枚でボールを奪取し、ガブリエルが奪った場合には、1本のパスで左サイドを駈け上がるグリマルドやラファを活用、相方のサマリスが奪った場合はシンプルに捌くこれが中盤からの組み立てです。

最終ラインにルーベンとフェロの若手コンビが入った場合には足元の技術が高く、組み立てにも意欲的なので、裏を狙うセフェロヴィッチや飛び出しの得意なラファに早いタイミングで入れることもあります。セフェロヴィッチが受けるとジョアン・フェリックスやピッツィがボールを受け、細かいパス交換で中央を攻略するも良し、上がってくるSBを使うも良し。RV政権のCFめがけてサイドから高いボールを放り込むサッカーと比べて遥かに進歩したとも言えます。

新たにフェロ、フロレンティーノ・ルイス、ジョタなど足元に秀で、Bチーム時代に監督の指導を受けた教え子たちがしっかりとデビューを果たし、先発で好パフォーマンスを見せ、安泰と思われていた先輩の座を脅かしているのも、新監督の効果でしょう。

ELのガラタサライ戦に至っては、スタメン11人の平均年齢は22.9歳、30代の選手はゼロでした。若手に経験を積ませながら勝ち点を積み重ねていってくれれば、何も文句は言えません。

ジャルデウ、ジョナス、フェイサなどの重鎮と若手を上手く使い分け、リーグ奪還、EL制覇、ポルトガル杯優勝を期待してます。

5月に優勝パレードいけますように。余談ですがこれだけ短期間でチームを変え、結果を残している若手監督をハゲタカが放っておくはずもなく敏腕代理人のメンデスが顧客にしようと接近している模様です。

フロレンティーノ
フェロ

以上。ブルーノ・ラージュに監督が交代してから色々上手く行き過ぎていて何だか不安な気もしていたり。

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リスボンダービー

今日の26時30分からスポルティングCPとベンフィカによるリスボンダービー(デルビー)があります。アウェイに乗り込むベンフィカは第19節までで勝ち点44、スポルティングは勝ち点39、同49で首位につけるFCポルトにこれ以上差をあけられない為にも両チームともに勝ち点3を狙う熱い戦いになることは間違いないでしょう。3節のダービーではルイス・ゴデイーニョという救いようのない審判に試合を壊されかけましたが、超新星のジョアン・フェリックスのゴールで土壇場で勝ち点1を分け合うことになりました。

今日の試合でも間違いなく注目選手の1人です。順番がやや前後しますが、招集メンバーはこちら。GK:スヴィラール、ヴラホディモス。CB:ジャルデウ、ルーベン・ディアス、フェロ。SB:アンドレ・アルメイダ、グリマルド。DMF:サマリス。CMF:ガブリエル、ジェドソン、クロヴィノヴィッチ、右MF:ピッツィ、サルヴィオ。左MFラファ、セルヴィ。ST:ジョアン・フェリックス、ジョタ。CF:セフェロヴィッチ。私の予想はこちら


4ー4ー2

前回の対戦からどちらも監督交代が有ったのは珍しいですが、ベンフィカはブルーノ・ラージュにして4ー4ー2に回帰したことが調子を取り戻した要因と言えるでしょう。ただ、ジョナス、ジヴコヴィッチ、フェイサ、コンティを欠き、アルファ・セメード、CFのフェレイラ、カスティージョを出しているのでメンバーはかつかつです。CBにはBチームの主将フェロ、本職は左WGのドリブラーのジョタなどフレッシュなメンバーも入っています。

このブログにしばし登場するフェロ
得点力に優れるWGのジョタ

ルイ・ヴィトーリア時代の後半で用いられた4ー3ー3から近年のベンフィカを象徴する4ー4ー2への復帰という大きな変化が有ったこの1か月のベンフィカ。今日は真価が問われます。システム変更で最も恩恵を受けている2人を今日は注目選手をしてあげようと思います。まず、前述のジョアン・フェリックス。左WGでプレーすることの多かったシーズン前半戦では光る、散発的に光る才能は見せていたものの、純粋なWGの後塵を拝していた神童はSTというより中央(ゴール)に近いポジションを与えられ、水を得た魚のように輝いています。ジョナスのようにファジーな位置でボールを受け、味方とワンツーやスルーパスで相手の守備陣を崩すだけでなく、DFラインの裏に抜ける動きや、ファーサイドに飛び込むCFのような動きも見せるようになりました。ここ6試合で4ゴールと絶好調なので厳しいマークが予想されますが、それを掻い潜って決定的なプレーをしてくれることでしょう。ビッグゲームで萎縮するようなタイプではないので、今日もゴール期待してます。

続いてこの人。背番号14番セフェロヴィッチ

4番手として開幕を迎えたスイス代表。ウクライナリーグ得点王、チリの点取り屋、ベンフィカの10番との競争に勝ち、今はCFの軸となっています。利他的な精神を備え、プレスのスイッチを入れる役目や、小柄な選手の多い前線で1人身体を張るなど汚れ役をこなしつつ、ここまでキャリアハイの13ゴールをマーク。たまに言われる「精神面での未熟さ」もここまでは見られません。ジョナスと組んだ昨シーズンの前半戦でも得点をしたようにセカンドトップとの相性の良さはピカイチ。裏に抜ける動きを繰り返し、DFラインを下げ、フェリックスやピッツィが入ってくるスペースを作ることが出来ればベンフィカのペース。またホームのスポルティングCPはリスクを犯してある程度ラインの設定を高くすることが想定されます。ハイラインとセフェロさんの相性は抜群なので、そうなればこっちのものですね。逆にガチガチに引かれると足元に秀でた選手ではないのでやや部が悪くなるでしょう。裏抜け又はニアへの飛び込みといった得意な形でゴールをこじ開けてくれることを期待してます。

以上です。セフェロヴィッチ、フェリックスの2ゴールでベンフィカが2ー1で勝つと予想して、ぼちぼち寝ます。

ではでは。

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U−20ポルトガル代表のその後①

2017年に韓国で開かれたU−20ワールドカップに出場したポルトガル代表が直前の調整を日本で行いっていたことはこのサイトの読者の皆様にとってはもう耳タコでしょう笑。大会でブレイクした選手、大会後に移籍をした選手、すでにフル代表やトップチームに昇格した選手など様々ですが、彼らのその後に今回はフォーカス。第1弾はもちろん、ベンフィカ。S、A、B、Cの4段階で勝手に採点してごめんなさい🙏

主将のルーベン・ディアス。

ベンフィカにて

まずは主将のルーベンから。大会では退場も経験しややほろ苦い思い出?17-18シーズンにトップチームの昇格、瞬く間にCBのポジションを確保し、ロシアワールドカップメンバーにも選出。ポルトガル代表でも着実にキャプを刻む。クラブでの背番号は66から6番に。昨シーズンの若手最優秀選手賞を後述のユーリと争った末に獲得。右のCBに加えて、左でもプレー経験を積む。激しいプレーと表裏一体で、警告を受けることも多いが、これから代表、クラブを背負って立つ逸材。評価S。大変良く出来ました。

日本ではゲドソン、ジェジソンなど間違った発音で表記されてしまう、ジェドソン。今季よりトップチームデビューを果たし、中盤を縦横無尽に走り回り、チームを活性化させる。チームでの勢いをそのまま代表に持ち込み、フル代表でもすでに出場。4-3-3で戦ったベンフィカのキーマンも今は4-4-2のシステム変更によりベンチを温める日が続く。ピッツィ、ガブリエルの2人と8番のポジション争いはハイレベルだが、ジェドソンの走力や縦への推進力はベンフィカの武器になると信じてます。背番号83のジェドソンには今後もご注目下さい。評価S。後半戦も期待してます。

大会では副将を務めたユーリ

大会前に既にトップチームデビューをしていたユーリ。大会では左SBとして、クラブでも代表でもコンビを組むディオゴ・ゴンサルヴェスと良い連携を見せ、ベスト11にも選ばれた職人肌のプレーヤー。昨季はレンタル先のリオ・アヴェで出場機会を得て昨季のリーグの若手最優秀選手にもノミネートされました。満を持して戻って来たベンフィカでは、RV政権でもラージュ政権でも首脳陣を納得させるには至らず。そもそも線が細く、怪我がちなグリマルドが怪我もなく、文句の付けようがないプレーをしているので、出場機会はカップ戦に限定。グリマルドと上手く併用されるようになれば、チームにとって大きなプラスになるのに。グリマルドがいつまでもポルトガルに留まってくれるはずはないので、一刻も早くひとり立ちを!評価B。まだまだ出来ると思ってます。逆に今シーズン中ひ何かを残さないと、Bチームから上がってくる後輩達に負けてしまうよ!

多分、フロレンティーノのユニを購入した初の日本人
プレーしているとあまり大きくは見えないけれど、存在感は抜群。

昨季途中で、今季の昇格が予想されたアンカーのフロレンティーノ。U-17で欧州王者になり、飛び級でU-20にも招集。大会後も着実に進化を続け、Bチームで不動の地位を築き、U-19のEuroでも優勝。ついに1/29のボア・ヴィスタ戦でトップチームにお呼ばれ。おめでとう。似たタイプのフェイサのいない今がチャンス。経験豊富なリーダーのサマリス、規格外のプレーを見せるアルファ・セメードとライバルは少なくないが、インテリジェンスなら負けてないと思うます。6番は当分安泰ですね。評価A。

フェロ(フェホ)
長身、イケメン、優しい。三拍子揃ってます!

ルーベン・ディアスの後にBチームの主将を務め、来季はトップに上がることが内定しているフランシスコ・フェレイラ、通称フェロ。パスサッカーを志向するBチームで後方でボールを受け、前線に鋭いパスを入れる役割も板に付いてきました。DFには良い意味で余裕ができセットプレーでもターゲットとして脅威に。柔のフェロと剛のルーベンで良いペアになると考えてます。97番のユニフォームを作ったので、次に会う時までにはトップチームデビューしておいて下さい!評価A。FB、インスタでイイねをくれて私、嬉しいです!

左WGのディオゴ・ゴンサルヴェス
ベンフィカにて。
日本で何故か購入出来たディオゴユニ

アーセナルが獲得に名乗りを挙げた程の逸材、ディオゴ・ゴンサルヴェスはU-20ワールドカップではエースナンバーの7をまとい、左WGとして躍動、5試合で3試合と得点力の高さを世界に見せつけました。大先輩でベンフィカの元10番パブロ・アイマールが名指しで褒めたのも納得の出来でした。17-18シーズンには勢いそのままに8月にトップチームデビューを果たしました。背番号、好きな背番号、ポジションの被るゴンサロ・グエデスのように期待をしたベンフィキスタも多かったことでしょう。4-3-3にシステムを変えたベンフィカで抜擢されたディオゴは左サイドを上下動し、若さ、インテンシティをもたらしました、ただ得点はゼロ。後半戦には完全に空気となってしまいました。今季はチャンピオンシップのノッティンガム・フォレストに期限付き移籍をしたものの、7試合で0ゴールと信頼も出場機会も得られず。苦しい日々が続きますね。U-21代表でも右SBにコンバートされるなどキャリアの岐路に。才能はあるので、来季はベンフィカでもう一度やり直して欲しく思います。1ゴール決めたら色々変わると思うのだけれど。評価C。

ぺぺさんカメラを構えるとこのドヤ顔!

世代の中ではエリートで、大会までのキャップ数は1番多かったぺぺことペドロ・ロドリゲス。個人的にはPKの失敗の印象が残ってます。右足のキックは一流。ベンフィカのトップに加わってもロングボールなら勝負できます。ただ6番のポジションにレジスタを置かないのがここ最近のベンフィカなので、今は厳しい状況に。2季続けてレンタル修行をしているものの、出場機会は限定的。今が正念場。6番として守備を磨くか8番としてより攻撃的に振る舞うのかハッキリさせた方が良いのではないかと思います。4-3-3のアンカーで、CFがセフェロヴィッチ、ウイングにラファを置くなら輝いてくれそうな気もしますが。評価C

ゼ・ゴメス

大会前に既にベンフィカトップで出場経験があったので、一方的に期待してました、ジョゼ・ゴメス君。小柄ながらしっかり前線で身体を張り、ポストプレーで貢献していましたが、ノーゴール。その後もゴールは欠乏中。クラブでも代表でもすっかり影が薄くなっています。1試合1ゴール近く決めていたゼ・ゴールは今や昔。Bチームは良いサッカーが出来ているので、ゼがフォームを取り戻してくれれば取りこぼしも減って行くことでしょう。良い意味でふてぶてしさを発揮し、ケチャップのようにドバドバゴールを量産しないとベンフィカには残れなくなっちゃうよ。

番外編グガ・ロドリゲス

この世代を代表したMFのグガ・ロドリゲスを観るのを楽しみにしていたU-20ワールドカップ。怪我から復帰し、間に合うかと思われた矢先にまた負傷。日本で会う望みは絶たれました。小柄ながら戦える、モウティーニョのようなタイプでユースリーグで一目惚れした選手も現在はギリシャにいます(ベンフィカからレンタル)。U-23ではキャプテンとしてコンスタントにプレーしていただけに、クラブの判断にはやや疑問符。闘志、プレービジョン、キックは錆びついてないのでフォームを取り戻して、ベンフィカトップに上がって来て下さい。いつまでも待ってます!

以上。U-20ポルトガル代表のその後ベンフィカ編でした。続く(予定)

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フジタを探せ笑。

小久保玲央ブライアン選手加入!

ベンフィカのフットボール部門に初の日本人選手が加わりました。今日はある意味歴史に残る一日と言えるでしょう。小久保玲央ブライアンという名のU-18日本代表GKで、柏レイソルU-18からの加入となります。ちなみに、SNSのアカウントはツイッター(@bb1631)、インスタグラムが(@leobriankokubo)になります。勝手に宣伝してごめんない。

以下にベンフィカ公式に掲載された記事を訳します。https://www.slbenfica.pt/pt-pt/agora/noticias/2018-2019/01/25/futebol-formacao-benfica-leo-kokubo-reforco

「レオ・小久保はベンフィカと契約」

〜日本の世代別代表GKが柏レイソルより加入〜

小久保玲央ブライアン18歳はスポルト・リスボア・イ・ベンフィカに加わった最新の選手で、日本クラブ、柏レイソルより加入、契約期間は2023年まで

U-18日本代表のレオ・小久保は193cmの長身でジュニオールの1年目に該当するため、ルイス・ナシメント率いるジュニオール、U-23、Bチームのいずれかに加わることも可能。

2018年初頭のカタールで開催されたアルカスカップで、ベンフィカのジュベニスAと対戦した。90分では3-3となり、日本のチームは勝敗を決めるPKの末勝利した。了

では、ベンフィカのGKを取り上げます。まず、近年のベンフィカからビッククラブに羽ばたいた2人。アトレティコ・マドリー所属のスロヴェニア代表ヤン・オブラクとマンチェスター.Cのブラジル代表エデルソン・モラエス(モラレスは誤植です)。2人ともユース世代でベンフィカが獲得をしたが、12-13にはレンタル先の中小クラブ、リオ・アヴェで修行。修行後にベンフィカでブレイク。育てたのはリオ・アヴェ?だと私は考えてます。なので、ベンフィカがGKの育成に秀でているという言説はミスリード。

スロヴェニアのナイキショップで撮ったオブラクさん
ベンフィカ時代のエデルソン
左からエデルソン、ジュリオ・セザール、パウロ・ロペス
後者2人は引退。
1/25がお誕生日のアルトゥール・モラエス。ローマ、ブラガ、シャペコエンセ等に在籍。
フラメンゴ、インテルに在籍した元ブラジル代表のレジェンド、ジュリオ・セザール。

こうした選手が近年はゴールマウスを守りました。今のトップチームには、3人の若手GKがしのぎを削っています。

正GKオディッセアス・ヴラボディモス(ヴラコディモス)。ユース世代はドイツ代表で、フル代表はギリシャ代表。CLのグループステージで一気に注目を集めました。まだ24歳


昨季の守護神、ブルーノ・ヴァレラ(24歳)。不振のスケープゴートにされ、今季は第3GKに…
昨季CLデビューのミレ・スヴィラール(19歳)。

この3人がトップチームに加わった場合に玲央選手のライバルになります。年齢も近いし、争いは熾烈!

続けて、Bチームの守護神をご紹介。

イヴァン・ズロヴィン 72番(21歳)🇷🇺

ダニエル・アゼヴェド 58番(20歳)🇵🇹

ファビオ・ドゥアルテ 98番(20歳)🇵🇹

ダニエル・アゼヴェドはプレー集が見つかったので、どうぞ。

ファビオ・ドゥアルテはこの選手です。

続いて、U-23チーム。

ディオゴ・ガリード、ディラン・シルヴァは共に19歳、セルトン・ヴィアイは18歳。皆🇵🇹。

ブラックバードの異名を持つセルトン。身体能力の塊。184cmと小柄。

最後はU-19。

カルロス・ドス・サントス(18歳)
CJのプレー集。アメリカ系。

とりあえずはこの辺りの選手がライバルとなるでしょう。U-19にまずは所属することが濃厚のようです。ただ、U23との境界は曖昧なので、意外と早く出場機会を得ても驚きはありません。

最後は小久保選手をベンフィカが獲得するキッカケになった?この試合をどうぞ。

以上。長くなりましたが、末永くベンフィカで活躍してくれたら嬉しいです。最速だと5月に会いに行きます!

Força Leo!

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ベンフィカU-19

リスボンではベンフィカのトップチーム、フットサルの他に育成年代のU-19の試合も観てきました。トップチーム→Bチーム→U-23(今季より)→U-19という位置づけですが、Bチームの主力以外は流動的に、即席に近いチームで戦っています。ベンフィカは全てのカテゴリーにチームを出していますが、スポルティングCPはBチームがなく、FCポルトはU-23のチームを持っていません。ユース世代の代表ではベンフィカ出身者が大多数を占める今日ですが、この傾向には更に拍車がかかることは容易に想像がつきます。ここから試合について写真で振り返ります。

私が観た試合の対戦相手はスポルティングCP。ユースとは言え、立派なダービーです。

試合前の整列
監督のレナト・パイヴァ
今はBチームの監督に。非常に評価の高い監督です。
GKのカルロス・ドス・サントス(アメリカ出身)。CJとも呼ばれたり。
ルーベン・ディアスを超える才能を持つと呼ばれる逸材、CBゴンサロ・ロウレイロ。確かにいい選手でした。
左利きの大型CB、ペドロ・ガンシャス。やや手足が長すぎてコーディネーションに課題あり?キックは悪くない。
右SBのジョアン・フェレイラ
やや足元に難のある左SBサンドロ・クルス
CBが本職ながらこの日はアンカーでプレーした主将のキコことフランシスコ・サルダーニャ。1得点にアシストまで
中盤のラファエル・ブリトー
若き10番、ロナウド・カマラ。アクセント位置は最後。視野の広さ、予想外のプレー、ボールキープが秀逸。16歳!4-3-3ならインサイドセンター、4-4-2ならセカンドトップ?
このように狭いスペースも何のその。攻撃のリンクマン。背番号10、先輩に臆せずFKも蹴るメンタルの強さ!
雰囲気のある選手だと思ったら左サイドで躍動し、2ゴールを決めたティアゴ ・アラウージョ。大型レフティ。右は狭く、左はワイドにしていたのはこの選手がいたから?私の好きな左利きの左WG。ニアを撃ち抜く選手は貴重。

ゴールになったシュート。
雄叫びをあげて走るティアゴ !
登録はMFながらこの日はCFとしてプレーしたゴンサロ・ラモス。得点力あり。蝶のように舞い蜂のように刺す。裏抜けも上手い。4-4-2ならセカンドトップ適正?
Kevin Csoboth.ハンガリー人アタッカー。右WGとしてプレー。発音が不明なので、ケヴィンと呼びます。
途中出場のジャイール・タヴァレス。両サイドSB、両WGに加えて中盤でもプレー出来る万能。髪型も◎インスタ映えしそう。右SBならチャンスあり。
ティアゴ のセレブレーション。2ゴールと大活躍。このレベルの選手が試合に出られないチームが弱い訳がない

ベンフィカはライバルのスポルティングCPを5-2で粉砕し、元々開いていた勝ち点を20にまで広げました。やっぱりダービーで勝つのはどんなカテゴリーでも格別ですね。ロナルド・カマラ、ティアゴ・アラウージョ、ロウレイロのプレーも観られて大満足でした、ベンフィカの席にひっそりと座っていたスポルティンギスタがゴールに喜んだのを見たベンフィカのウルトラスが挑発して一触即発な雰囲気になりましたが、警備員が介入して事なきを得ました。これもダービー?

E PLURIBUS UNUM

CARREGA BENFICA

Formar a ganhar

JUMPEI FUJITA

ベンフィカフットサル

ベンフィカ=サッカーという認識は少し語弊があり、それを崩すために今日はフットサルについて写真を中心に紹介します。まず、ベンフィカのフットサルは09-10シーズンにいわゆるCLにあたる大会を制覇した強豪です。当時のチームの中心にはペドロ・コスタ、リカルジーニョがおりました。ただ、近年は国内ではスポルティングCPの牙城を崩せずにいます。しかし今季はひと味違います!ここまでリーグ戦は無敗。それどころか、17戦17勝と爆発的な力を見せつけています。そんなベンフィカの試合を1月に観て来たので、選手紹介をします。

日本代表の7番逸見勝利ラファエルさんの所属先としてご存知の方も少なくはないでしょう。逸見さんは今はチームで2番目に在籍期間が長く、副将を務めています。第3キャプテンと言った方がより適切かもしれませんが。

試合前の様子
主将で欧州王者、世界最優秀選手の7位に輝いたブルーノ・コエーリョ

代表でもクラブでも7番を身につけるアラ。ベンフィカ愛に溢れる熱血漢。代表でも主軸で、あの素早いパスワークにも対応。リカルジーニョの舎弟。第2PKも上手い。ポルトガル代表にトロフィーをもたらしたPKを決めたのがこの人。

怪我から完全復帰のシャギーニャ

ぱっと見、日本人にも見えなくはないが、ブラジル人。攻守に効くダイナモ。二度の大怪我を乗り越えたメンタル強さも特筆に値。左サイドからの機を見て仕掛けるドリブルは鋭い。負傷中に契約を延長のオファーをしたクラブとは相思相愛?

ベンチ裏から激写したラファエル・逸見さん

日本代表の逸見さん。クラブの方がドリブルで自由に仕掛ることが許されているのでやりやすそう。右からの仕掛けはチームの武器。アシックス→プーマ→アディダス→現在はアンブロを着用。日本では発売のないモデル?

左腕のタトゥーが増えたキャプテン
ブラジル代表10番フェルナンジーニョ

ブラジル代表の10番は決定力、戦術理解が抜群で、組む相手を選ばないのも魅力。ゴール後のセレブレーションではサンバを披露。そこにも注目。

ロシア代表のブラジル人ロビーニョ。ドリブルキング

世界的な名手。ポルトガル代表、ベンフィカを苦しめて来たブラジル出身のロシア代表。右サイドから仕掛けるドリブルは誰にも止められない。ロブソンさんを孤立させて自由にプレーさせればそこからチャンスが。

新加入のスペイン人フィクソ、トルラ

真面目で黒子に徹するシンプルなプレーが魅力?得点力もあるが、ここまでは大人しめ。キックの精度も高い。

もふもふゴレイロ、クリスティアーノ・マルケス

インスタ映えしそうなゴレイロ。サイズもあり、PKストッパーとしても◎

新加入のブラジル人ピヴォのフィッツ
府中アスレ界隈で話題らしい。

左利きの大型ピヴォ。破壊力抜群のシュート、相手を背負ってからの反転も鋭い。ファールスレスレのマークをしないと止まらない。ブラジル代表に呼ばれるのも時間の問題。エリザンドロを忘れさせてくれる活躍を見せる。

逸見勝利ラファエルさんのシュートシーン
欧州王者ファビオ・セシリオのボレー

ミドルシュート、ボレーの上手いファビオ・セシリオ。代表でも主軸。

大型ユニバーサルのアンドレ・コエーリョ

長い手足を生かしたハードマークと全力ミドルが持ち味。セットプレーでは脅威に。

欧州王者のティアゴ ・ブリトー

スピード感溢れるドリブルが武器。綺麗なシュートフォーム、持ち方がタイプ。

スペイン代表のアラ-ピヴォ、ラウール・カンポス

シュートが魅力のアラ-ピヴォ。

ベンフィカの前主将で現役SDのゴンサロ・アルヴェス
ペドロ・コスタの親友。
試合前の円陣

以上になります。試合に出場の無かった選手は写真が無いので割愛します…次回に持ち越し?

ではでは。

E PLURIBUS UNUM

RECONQUISTA

BENFICA SEMPRE!!!

JUMPEI FUJITA