João Mágico Félix

ジョアン・フェリックス(19歳)の名が日本のメディアでも取り上げられるようになり、ベンフィキスタとしても嬉しいばかりです。ただロナウド2世、ネクストロナウドと呼び、いたずらに消費してしまうのは勿体ない逸材なので、この神童について私なりの補足をしてみようと思います。是非ご一読下さい。

ジョアン・フェリックス(JF97)と筆者(JF89)笑。

①適性ポジション:トップ下orセカンドトップ。昨年のデビュー直後は左WGとして起用され散発的な輝きを見せたが、本格的なブレイクはSTとして固定された年明けから。純粋なドリブラーのように縦に抜くプレー、サイドを上下動させるのは才能の無駄遣い。ある程度のレベルでこなしてはくれますが…

②プレースタイル:同じポルトガル語圏のカカ、またクラブの大先輩で現SDのルイ・コスタ。ゴールに目が向きがちですが、パスの能力も魅力。柔らかいトラップでボールを受けた直後に数タッチでテンポ良く球を裁く、最終ラインの裏を狙う味方に鋭いパスを入れる。これがプレーの基本だと感じてます。

③ドリブル:シンプルであまりコネない。身体のフェイクで抜く。ファーストタッチで入れ替わることを狙うことも多く、ヒールやフリックも多用。スルーパスを出すための、運ぶためのドリブルであり抜くためではない(サイドで仕掛ける場合は別)。10番だが司令塔ではなく危険なシャドーストライカー?

④得点量産の理由:ファーストタッチで正しい所にボールを置け、ルックアップした時にはしっかりと視野が確保出来ている。フィニッシュの選択肢が多い。ヘディングでのゴールの多さは天性?それとも偽9番で使われた経験が生きている。冷静なフィニッシュは確かに大先輩CR7と似てなくもない。

⑤相棒:ポストプレーヤーで常に裏を狙うセフェロヴィッチとの補完性は◎フェリックスにボールが入った瞬間にはスイス代表が何らのアクションをしている。それに対しボールを迷いなく入れる。フェリックスが入れ替わりでラインの裏に抜けるシーンもあり。頻繁に降りるジョアンの為のスペースメイクも。

⑥落ちるプレー:ベンフィカの4-4-2でFW2枚は縦関係。CFとSTに役割が分担。ジョアンは中盤、サイドに自由に落ちてボールに触れリズムを作り、チャンスの局面ではゴール前に顔を出し、危険なフィニッシャーに変貌。自分が下がって出来たスペースを使うセンスは一級品。背負うプレーは微妙。

⑦メンタルの強さ:ELで最年少ハットトリックを達成したのは記憶に新しいが、既にスポルティングCP、ポルトに対してもゴールを決める。リーグのダービーでは同点ゴールを、古巣ポルトを相手にゴールを決めて、ドヤ顔でセレブレーションは普通出来ません。17歳でU-21に飛び級は伊達じゃない。

+α:免許を取る暇がないため、2019年1月時点では車を運転出来ず。チームメイト、両親の送迎で練習へ。弟のウーゴ・フェリックスもベンフィカのユース所属。ポジションは8だとか。リーグのセトゥーバル戦ではボールボーイの弟と抱き合うシーンが微笑ましかったですね。

+α:「天才」「神童」「ハリケーン」「魔法使い」「素晴らしき若者」などの異名を持ちます。個人的には「ジョアン・マジコ・フェリックス」が好きですかね。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。才能豊かな若者が下部から続々と出てくるベンフィカを追うのは楽しいですね。代表の近未来の10番にご注目下さい。

E PLURIBUS UNUM 

Benfica Sempre 

Rumo ao 37 

Jumpei Fujita



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